2.評価方法 2015. 7.11更新
攻撃に求められることは塁を奪うこと、守備に求められることはアウトを奪うことです。
塁を奪わなければ得点は出来ませんし、アウトを奪わなければ試合は終わりません。 今回の指標は この視点での評価に特化します。
(1-1)野手の攻撃実績
打席に立った結果は、出塁すれば成功、アウトになると失敗です。
成功の度合いは、塁打数と四死球数で計測(=長打は大成功、四死球や単打は成功)
失敗の度合いは、アウト数で計測(=併殺打は大失敗、アウトは失敗)
走者も同様に、成功は盗塁数、失敗は盗塁死の数で計測します。
攻撃ポイント = (塁打数 + 四死球数 + 盗塁数)−(併殺打数 + 盗塁死数)
(1-2)投手の投球実績
打者と対戦した結果は、アウトを奪えば成功、出塁させると失敗です。
成功の度合いは、アウト数で計測
失敗の度合いは、被安打数と四死球数で計測
投手ポイント = アウト数 − (被安打数 + 四死球数)
(2-1)野手の攻撃能力
攻撃実績は、打者または走者として塁を奪った数を数値化しました。
能力評価は、塁を奪う効率を「1アウトになるまでに奪える塁数」として数値化します。
奪塁力 = 奪塁数 ÷ 被アウト数 = (塁打数 + 四死球数 + 盗塁数) ÷ (打数 − 安打数 + 併殺打数 + 盗塁死数)
(2-2)投手の投球能力
投球実績は、出塁させずにアウトを奪った数を数値化しました。
能力評価は、アウトを奪う効率を「打者1人を塁に出すまでに奪えるアウト数」として数値化します。
奪死力 = アウト数 ÷ 被出塁数 = アウト数 ÷ (対戦打者数 − アウト数)
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