11月23日(土) 関東学生準決勝
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本大学フェニックス | 7 | 21 | 0 | 7 | 35 |
東京大学ウォリアーズ | 10 | 3 | 0 | 0 | 13 |
注目の第1試合は日大が東大を下した。点差こそ開いたものの、東大のランとパスは日大ディフェンスを
苦しめ続けたが、3Q途中でエースRB本蔵(東大3年)が負傷退場したことが試合を決定付けた。
王者復活に賭ける日大はQB高橋(4年)のパス・コントロールに難があったものの、ゴール前の2nd、3rd
エフォートに各選手が凄まじい執念を見せつけた。
東大は戦力がピークを迎える来シーズンに、遥かなる甲子園への夢を賭ける。
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
法政大学トマホークス | 7 | 7 | 7 | 7 | 28 |
専修大学グリーンマシーン | 0 | 0 | 7 | 0 | 7 |
第2試合は今シーズンのベスト・ゲーム。法政は前半終了1秒前からの4thダウン・ギャンブルを40yrdの
独走TDに結びつけたが、このプレーがなければ試合の行方は判らなかった。
専修のディフェンスが、法政の爆発的なオフェンスを最後までコントロールし続け、守備チーム主導の息詰
まる試合展開となった。
試合を分けた、専修の前半最後のタイムアウトは賛否両論があるが、決して間違った選択ではなかった。
#結果は最悪だったが...
全勝の立命が1敗の京大に敗れ、関学が同志社に勝った為、3校が1敗で同点優勝となり史上初の三つ巴
によるプレーオフが実施される。
プレーオフはトーナメント方式を採り、1回戦は関学vs立命、その勝者と京大が甲子園ボウル出場を賭けて激突する。
組み合わせにより京大有利の声が圧倒的だが、優位といわれたチームが負けるのが「関西の伝統」であり、
どこが勝ち残るのか予断を許さないものがある。
11月30日(土) 甲子園ボウル出場決定戦
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
関西学院大学ファイターズ | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
立命館大学パンサーズ | 0 | 0 | 10 | 7 | 17 |
注目の関西 三つ巴プレーオフの1回戦は、エース東野を欠く立命が控えQB大橋の活躍により関学に快勝、
甲子園ボウル出場を賭け、京大と対決することとなった。
「甲子園ボウルなんてどうでもいい。もう一度 関学と戦うために全力を尽くす」と宣言し、リーグ最終戦
で立命を破った京大と、雪辱を期して復帰する東野との対決に興味が集まる。
能力の立命か、パワーの京大か?
12月 1日(日) 関東学生決勝
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本大学フェニックス | 0 | 7 | 7 | 7 | 21 |
法政大学トマホークス | 6 | 13 | 7 | 0 | 26 |
法政のスピード溢れるオプション攻撃に、日大ディフェンス陣が挑みかかった。
前半こそ法政オフェンスにボール・コントロールを許したが、後半に入ってダイブ・プレーだけでなく、
オープンへの展開も封じ、ディフェンス・チームは日大ショットガンに奮起を促し続けた。
今期、不安定感の拭えなかった日大QB高橋は、このゲームでも好不調の波が激しく、要所でインター
セプトを喫しただけでなく、稚拙なプレー・コールにより勝機を逸した。
オプションを封じられた後半、法政は手も足も出ない状態となり、日大の自滅によって何とか勝ちを拾う
ことが出来た。
レナウン独走の実業団リーグに旋風を巻き起こし、89年にリーグ優勝を果たしたNECファルコンズが、
チームを解散することとなった。
専任監督の起用や豊富な練習量など、常に話題の中心となっていたチームだったが、日本電気本体ではなく
系列会社のクラブということで、バブル期のフットボール選手の採用合戦で遅れをとり、入替え戦出場など
ジリ貧状態となっており、会社の業績不振からチーム解散に結びついた模様。
12月 7日(土) 甲子園ボウル出場決定戦
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
立命館大学パンサーズ | 0 | 0 | 6 | 0 | 6 |
京都大学ギャングスターズ | 7 | 10 | 7 | 0 | 24 |
リーグ戦大敗の雪辱を期して、立命が京大に挑んだ。
エース東野の肩痛、控え大橋の腱鞘炎と2枚のQBが負傷し、パス・アタックに迫力を欠く立命は、
京大の強力ディフェンスの前に力尽きた。 これで甲子園ボウルは2年連続 京大−法政 の対決となる。
日本フットボール界の宝といわれる東野は昨年に続いて、甲子園の一歩手前で涙を飲む結果となった。
12月11日(水) 東京スーパーボウル
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
オンワード オークス | 0 | 3 | 7 | 0 | 10 |
リクルート シーガルズ | 3 | 14 | 0 | 13 | 30 |
ディフェンディング・チャンプの松下電工を破り勢いに乗るリクルートが、
文字通りオンワードを一蹴した。
オンワードの守備は、中野のラン、松本から河本・安部・大久保へのパスを止めることが出来ず、
ワンサイド・ゲームとなってしまった。
リクルートは、今年よりスタートしたXリーグの初代王者として、日本一の座を賭けライスボウルで
学生王者と対戦する。
12月15日(日) 甲子園ボウル(東西大学王座決定戦)
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
京都大学ギャングスターズ | 0 | 7 | 21 | 0 | 28 |
法政大学トマホークス | 0 | 14 | 0 | 7 | 21 |
法政は3年連続の甲子園ボウル敗退となったわけだが、強引なプレーコールが目に付いた。
相変わらずスペシャル・プレーの好きなチームだが、大試合で成功したことがあるのか?
フットボールというのは確率のスポーツだと思うのだが...
上智 一部復帰! 古豪 早稲田 降格
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
早稲田大学ビッグベアーズ | 7 | 7 | 7 | 7 | 28 |
上智大学ゴールデンイーグルス | 7 | 7 | 7 | 14 | 35 |
筑波、快勝で残留を決める
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
筑波大学エクスキャリバーズ | 0 | 7 | 7 | 6 | 20 |
創価大学ブルーライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
城西、5年前の雪辱ならず
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
立教大学ラッシャーズ | 7 | 0 | 7 | 19 | 33 |
城西大学ベアーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
少数精鋭対決 桜美林が制し、一部カムバック!
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
明治学院大学セインツ | 7 | 7 | 0 | 6 | 20 |
桜美林大学スリーネイルズクラウンズ | 7 | 14 | 14 | 16 | 51 |
関東U部−エリアT部 入替え戦 | |||
埼玉大学プリムローズ | 13−39 | 国士館大学ライナセロス | 国士館がU部に昇格 |
防衛大学校カデット | 7−10 | 成蹊大学ゼルコバーズ | 成蹊大がU部に昇格 |
千葉大学ポセイドン | 10−21 | 青山学院大学ライトニング | 青学大がU部に昇格 |
大東文化大学ワイルドボアーズ | 13−31 | 流通経済大学ストレイドッグス | 流経大がU部に昇格 |
関東エリアT部−エリアU部 入替え戦 | |||
明星大学シルバーナイツ | 13−39 | 宇都宮大学ブルファイターズ | 宇都宮大がエリアT部に昇格 |
横浜市立大学ファイティングシーガルズ | 46− 2 | 杏林大学キャバリアーズ | 横浜市大がエリアT部残留 |
和光大学レベルズ | 0−31 | 東京外語大学ファントムズ | 東京外大がエリアT部に昇格 |
白鴎大学ラスカルズ | 0−38 | 新潟大学タイガーズ | 新潟大がエリアT部に昇格 |
1月3日(金) ライスボウル(日本選手権)
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
リクルート シーガルズ | 13 | 6 | 0 | 0 | 19 |
京都大学ギャングスターズ | 3 | 7 | 0 | 6 | 16 |
全日本2連覇を狙う京大と初出場のリクルートが対決した。注目はリクルートのオフェンスが京大自慢の強力
ディフェンスに通じるか否かという点。
前半、タックルミスが目立った京大守備陣を尻目に、中野のランと松本のパスがリズム良く決まり3TDを連取した。
後半に入って、ようやくアジャストした京大ディフェンスがリクルート・オフェンスを封じ込むが、京大オフェンスが
得点のチャンスを連続して逃し、勝機を逸した。
残り時間0秒からのTDパスが、京大側スタンドの溜飲を上げた。最後のTFPのキャンセルは
(試合結果に影響がないとはいえ)疑問が残った。